グラフェンの官能基化やドーピングなどの研究加速、グラフェンプラットフォームのグラフェン製造装置を活用(2016/07/29)

 グラフェンプラットフォーム株式会社(本社:東京)は、同社特許であるプラズマグラフェン量産技術を用いたグラフェン製造装置の開発および製造を行なっている。横浜のR&Dセンター内には、同装置のデモンストレーションルームを開設する。

 同装置では、プラズマ処理を加えることによって、高品質なグラフェンを短時間で効率良く、黒鉛(天然・人造)から剥離生成できる。黒鉛からのグラフェン生成、表面改質、複合母材添加まで、1台の装置で対応でき、ナノカーボン、炭素、樹脂、モノマー、ゴム、セラミックスなどの複合材を同時処理できる。
 
■注目が集まるグラフェンの官能基化・ドーピング 
 グラフェンに微量の異種材料を添加して新たな特性を引き出す官能基化、ドーピング、化学修飾などの研究が近年活発に進められるようになってきたが、同装置はこうした分野にも適したものとなっている。 (続きを読む…)

阪大ら、酸化グラフェンからバンド伝導を有する高結晶性グラフェン薄膜を形成(2016/07/29)

 大阪大学、北陸先端科学技術大学院大学、名古屋大学、あいちシンクロトロン光センターらの研究チームは、還元過程において微量の炭素源ガス(エタノール)を添加した高温(~1100℃)加熱還元処理により欠陥構造の修復を促進させることで飛躍的に酸化グラフェンの結晶性を向上させ、還元処理した酸化グラフェン薄膜においてグラフェン本来の電気伝導特性を反映したバンド伝導の観察に初めて成功した。このバンド伝導の発現により、還元処理をした酸化グラフェン薄膜としては現状最高レベルのキャリア移動度(~210cm2/Vs)を達成した。2016年7月1日付けの Scientific Reports に論文が掲載されている。

今回の酸化グラフェン還元法と従来法の比較(出所:大阪大学)

(続きを読む…)

マンチェスター大、グラフェン層間に働く高圧力の効果を実証(2016/07/29)

 マンチェスター大学の研究グループは、2層のグラフェン間に閉じ込められた分子に高い圧力がかかり、室内環境では通常起こり得ない化学変化が起こることを明らかにした。2016年7月7日付けの Nature Communications に論文が掲載されている。

高圧のグラフェン層間に挟まれた分子のイメージ(出所:マンチェスター大学)

(続きを読む…)

グラフェンWiki
  • グラフェンの定義
  • グラフェンの製法
  • グラフェンの特性
  • グラフェンの応用分野
  • 参考文献
  • 外部リンク